型落ち63万中古激安クラウンを買った話
前回、買って5ヶ月の新車Audiを手放した話からまだ4ヶ月ですが、こう言うタイトルになりました。
つまり、そういうことです。それも2ヶ月前に。
ということで、去年の12月上旬にAudiと泣く泣くお別れをして、2ヶ月ほど車のない生活、カーシェアの生活を謳歌していたのですが…思ったことがありました。
やっぱ車必要じゃね?
まあ、無くても暮らしてはいけるんですけど、やっぱりね、身体が求めてしまうんですよね。
それに買い物の時や休日にあるとなにかとやっぱり便利。
そんなこんなで車を手放した2ヶ月間は暇を見つけてはカーセンサーを開いていました。
とは言ってもやはり家も買いたい身なので、それまでの足車として安い車で良い…ということで、3桁万円も出せるわけもなく、激安の車で探して行くことにしました。
ただ、一度先進装備がついたそこそこ快適な車に乗ってしまったこの身体…やはり次の車もそこそこ乗りやすい車であって欲しいという欲もあり、できれば新しい車が良いよねという欲もありでなかなか思うような車がありません。
自分が求める条件はこんな感じでした。
・軽自動車ではない(嫁の希望)
・めちゃくちゃ古い車ではない(20年経過以上)
・メンテナンス、パーツが揃ってる車
・快適装備(ナビ、クルコン、パワーシート、シートヒーター)がついてる車が良い
・普段新車では買わないであろう車
一見すると、「適当な国産大衆車買えば余裕でしょw」と思いきや、
やはり4つ目の条件である快適装備が揃ってる車となると2015年式あたりからになってしまうことがほとんどで、そうなると予算である2桁万円中盤(50万くらい)には収まらないことがほとんどです。
デミオクリーンディーゼルとかもいいな〜と思いましたが、モデル前期の13万キロ超え車とかしかなく、少し不安です。
思い切ってフィットとかにする?とも思いましたが、それもそれでつまらない…
となるとかつての愛車BPレガシィにする?とも思いましたが、車は最高なのに4速ATというのが残念ポイント過ぎるのでそれも無し。
となると何か良い車がないものか、探すのがなかなか難しいです。
そんなとき、ふと…いやそんな時こそ国産セダンやん!
と思い立ちます。
元々ハッチバック好きな私だったので、セダンという選択肢があまりなかったのですが、カーセンサーを見てみるとセダンはいまあまり人気がないこともあってか、コンパクトカーよりお買い得感がすごかったです。
新車で買うとそこそこしたであろう車が2桁万円台になっていて、砂漠に現れたオアシスを見つけた気分でした。
ということで、国産セダンに的を絞って、探し込んでいくと大体下記くらいに絞れました。
こんな感じです。
どれも普段の自分なら買わないであろう車ばかり。
最初、ティアナにかなり揺らいだのですが、せっかくのV6エンジンなのにCVTはな…という理由で却下。
年式が高い(2012年式)とかで。助手席にオットマンついてたり、内装の質感高めで良かったのですが…残念でした。
スカイラインも走りは文句なしに楽しそうですが、少し内装がチープな感じが好みではなく却下。
BMレガシィも非常に気になったのですが、安い車が北海道にしかなく、ちょっと面倒だなという理由で却下になりました。アイサイトは魅力的でしたが…。
となると残るはトヨタの2車種。
マークXとクラウン、どちらもトヨタが誇るFRセダンですが、比較するとやはりクラウンの方が装備的にいい…!ということで、クラウンを念頭に探すことにしました。
個人的にクラウンは200系クラウンがめちゃくちゃ好きで、良いなと思っていたのですが、200系もまだまだ100万切ったくらいの良いお値段がします。
貧乏な私にとってはなかなかキツイので、180系クラウンしか買えないな〜と諦め、毎日カーセンサーと睨めっこする日々です。
180系クラウンも好きですが、やはり古さは否めず持病のインパネ割れがあったりと内装的にもすこし問題もありそうで、なかなかコレだという一台もなく過ごしていたある日一台のクラウンに出会ってしまいました。
しかも200系クラウン!
予算的に無いなーと思っていたのに、本体価格49万円で走行7.8万キロ、修復歴なしの極上版でした。
乗り出し含めても63万円で、しかも最上位のロイヤルサルーンGというグレード。
こんなのすぐ買うしかないだろとのことで、気づいた時には販売店に連絡し、実車確認の手配に。
しかも嬉しい偶然に販売店は所沢。練馬からもすぐです。
そんなこんなで、見つけて速攻販売店にいき、大雪降る中の現車確認をしたところ、これまた嬉しいことに、なんとこのクラウン、こんなに安いのにワンオーナーで、ずっとトヨタディーラー整備の個体、しかもほぼフルオプション。
いや、流石に安すぎないか?おかしくないか?と思い販売店の店員さんに確認するとどうやら、「トヨタディーラーと付き合いがあって、ディーラー査定の額があまり高くなかったから付き合いで高く買い取った車とのことで、オークション仕入れじゃない分マージンが無く、利益少なめで提供できる」ということらしいです。
ということはめちゃくちゃラッキー…念のため点検整備記録簿を隅から隅まで見ましたが、欠点のつけようがない…。
車検も1年半残ってて、前回車検時にエンジントリートメントと、ATフルード交換済みという手の入れよう…。
どうやら法人登録で自営業の社長さんの足車だったっぽく、整備もディーラーにほとんどお任せだったみたいで、ディーラーから点検で勧められた項目は全部変えてたみたいです。
そんな極上個体見せられたらどうするのか?
もちろん買いますよね。
車見て整備記録簿見て二言目には
「この車買いますわ。」
でした。
そんなこんなで、手に入れることになってしまった200系クラウンロイヤルサルーンGをご紹介します。
外観は色味もあってか、完全に覆面パトカーのようなルックスです。
そこまで傷もないのですが更にシルバーなので、あってもそんなに目立ちません。13年乗ってたとは思えないくらい綺麗です。
内装も革シートなのにヘタレもあまりなく、汚れもほとんどありません。
本革シートなので嬉しいことに、運転席、助手席にシートヒーターはもちろんベンチレーターまで!
最高すぎます。
さらにロイヤルサルーンG
というグレードなだけあって、後席はシートリクライニングができておまけにシートヒーターまで。
リアのシェードを上下できるスイッチやエアコンスイッチなどもついてます。
ほかには、リアウインドウにロールタイプの日除けもあります。
さらにすごいのがこちら。
なんと…!クーラーボックスです!
しかもこれ、めちゃくちゃ冷えます。普通に飲み物がキンキンに冷えてやがります。
他にもオプションてんこ盛りなところがありまして…
ドライバーモニターと呼ばれる装置もついていて、運転手が目を開けているか、前を見ているかを検知するオプション(60万くらいするらしい)もついています。
あとは、200系クラウンでは珍しいレーダークルーズコントロールにレーンキープアシスタントもついているのでほぼほぼ今の車と変わりません。
ルームミラーも自動防眩タイプなので、こちらも地味に便利。
ナビ周りも8インチあるので今の車ともそこまで変わらないのが嬉しいです。
インパネ周りの装飾系も個人的に13年前とは思えない車でした。
ほかにも、全ドアがイージークローザー付きで、半ドアになると自動でドアが閉まったり、後方プリクラッシュセーフティーシステムがついていたりと、つけられるオプションはサンルーフ以外はほとんど付けたであろう車です。
これで乗り出し63万なのが不思議なくらいで、納車1.5ヶ月経過し、徳島まで往復もしましたがいまのところ不調な点が一切ありません。
正直、前の車より満足…といっても過言ではないレベルなので、この激安カーを大切に乗っていこうと思います。
何よりV6 3.0L、256馬力の走りを愉しみたいです。
以上、取り留めのない文章になりましたが車を買った話でした。
また何かあったら記事を書こうと思います!